海に関する諸課題に意欲的に取り組む有能な人材を幅広く求めるため、「文系科目重視型入試」と、「理系科目重視型入試」の2類型の入試選抜を導入します。高校生時代の専門分野に問わず、自身の得意な科目の点数で入試に挑戦することが可能です。
「海」という未知なる対象を学ぶ当学部では、1年次を進路を決めるための準備期間として見据えています。もちろん、「海洋リテラシー」(海洋に関する広範な基礎教養)や、実習を伴う「アクティブ・ラーニング」などを通して「海」を感じていただきます。
海のグローバルリーダーとエキスパートに求められるのは、海に関する広範かつ複雑な事象を理解し、それらを課題解決に活用する能力、つまり「海洋リテラシー」を身につけていることです。その根底にあるのは、海と共に生きるとはどういうことかという根源的な問いです。
附属練習船海神丸を活用して、海洋政策科学にかかる社会科学から理工学に渡る幅広いテーマを船上•海上で能動的に学ぶことで「主体性・多様性・協働性」を育みます。
1年次の学習を経て、「海洋基礎科学領域」「海洋応用科学領域」「海洋ガバナンス領域」「航海学領域/機関学領域」から、専門分野と、副専門分野を選択。海のもつ多様な側面を包括的に理解していきます。
Beyond Disciplinary Learning
主に学ぶ領域(主専門領域)が異なる学生でグループを作り、海洋政策科学分野における専門の枠を超えた「超専門的」な課題の抽出と解決策を検討。チーム作業を通じて、汎用的能力とリーダーシップの育成を図ります。
海洋政策科学分野に関連するグローバルな企業や国内外の行政・研究機関等での研修・実習・就業体験を通して実社会に通用する実践力を養い、海洋社会や海洋産業への将来の進路の意識を高めます。